なぜなんでしょう。
本当に、なぜだろう。
センター試験の時期には、必ずと言っていいほど
劇的に寒くなり、滅多に降らない雪も降る。
センター試験で失敗した生徒の呪いだという噂も(笑)
でも、僕はこう考えています。
非常事態であっても、それに対応できる力を持っているのか。
非常事態のときにこそ、自分の力をどれほど発揮できるか。
これが試されているんだと思います。
雪のために、会場に着く時間が遅れてしまう学生もいることでしょう。
もちろん、雪のせいにすればいいし、実際そうだと思う。
ただ、ここでポイントなのは、
いくら雪のせいにしたところで、遅れた事実は変わらない。
自分以外のもの・ことのせいにしたところで、自分は成長しない。
じゃあ、もっと早く出たら良かった、
天気予報を入念にチェックしておけば良かった、
いつものルートだけではなく別ルートも調べておくべきだった。
いろいろ出てくる。
後悔しても仕方ないけど、次に活かせることはいくらでもある。
全ては「自分次第」「自分が源泉」という感覚を持っておいたほうが、
いろいろと役に立ちます。
人のせいにしないから他人を責めることはない。
自分に原因があるから、なんとでも変えられる。
他人は変えられないけど。
センター試験という人生の一大試験において、
どれほど準備しましたか?
不測の事態に備えられましたか?
と、聞かれていると思えば。
さぁ、一日目が終わりました。
生徒たちはどうだったかな。
絶対、今日の試験の答え合わせをしていないことを願います(笑)
僕のある生徒は、後日談で語ってくれました。
「一日目の答え合わせをしてしまったから、
もう不安で眠れず、結局徹夜で二日目を迎えてしまいました。
後輩には、絶対答え合わせはするなと言いたいです(笑)」
二日目に向けて、私たち教える側の人間にできることは、
ただ応援するのみ。