教育

自分の人生は誰のものか

「あいつのせいで、俺の人生がめちゃくちゃになった」
「あの人さえいなければ、もっと幸せになれた」
「あの出来事がなかったら、今ごろ楽な生活してるのに」

ツライときほど、何かのせいにしたくなるのが人間です。
特にこのコロナ禍に人生をめちゃくちゃにされている人は少なくないでしょう。
小川も多少なりとも影響は受けています。

こういうツライとき、しんどいときは、人間の本性が出やすくなります。

今、しんどい状況を、自分以外の「何か」のせいにしてしまう人。
何かのせいにしたい気持ちはなくはないけど、それでも自分で道を切り拓く人。

あなたは、どちらでしょうか?

もちろん、自粛自粛で人が出歩かず、店の売上が激減してしまったことは、
間違いなくコロナの影響でしょう。

大事なのは、この状況で
「自分が何を考えて何を決断して何を行動するのか」
ということです。

例えば、講師業も今かなり厳しい状況です。
研修や講座など、軒並み中止または延期になっています。

この厳しい中、
「コロナのせいだ」
と言うのは簡単です。
しかし、そう言ったところで状況は何も変わりません。

「この状況で自分にできることは何だろう?」
と考えて行動に移すかどうか、の違いは大きいと思います。

例えば講師業ならば、オンラインで講義を配信できるようにする。
中には、パソコンが苦手、オンラインとかよくわからない、
という講師の方もたくさんいらっしゃると思います

じゃあ、苦手だからしないのか。
オンライン講義を「できない」ではなく「しない」と決めるのは
他ならぬ自分です。

今は「できない」かもしれませんが、学べば誰でもできます。
高額な機材も必要ありません。
本やインターネットを使えばいつでもどこでも
安価でノウハウを学ぶことができます。

こう言うと、自己責任論のように聞こえるかもしれませんが、
小川は決して自己責任論を振りかざしたいわけではありません。
小川は、人生には希望がある、と伝えたいのです。

「自分の人生は自分で決めることができる」

こういう「考え方」で生きてみると、
自分の意思で人生を決め、充実した人生を送ることができます。

自分の人生を自分で決めることができる、
つまり人生をunder controlの状態にする。
もちろんcontrolできないことは確かにあります。

しかし、自分で決めることができる、と考えた瞬間に、
自分でできることが見えてきます。

「あれもできる、これもできる」
と道が拓けてきます。
他の「何か」のせいにしているうちは、
人生が好転するはずもありません。
なんとなくツライ時期を耐えて過ごすしかありません。

それはそれでいい、というのならそれも一つの人生。

でも、どうせ生きるなら、自分の人生は
自分で決めたい、と小川は思います。

「自分の人生は自分で決めることができる」

という考えで、生きてみてはどうでしょうか。

抽象思考を鍛える講座前のページ

未来が、見える次のページ

関連記事

  1. 教育

    大人への不信感を持っていないか?

    「大人の言うことなんか聞きたくない」日本の社会全般に、こうい…

  2. 教育

    コミュニケーションには人それぞれの「型」がある

    コーチングを学び始めて、もう15年以上になります。かつて「コーチとは…

  3. 教育

    言葉を変えるだけで、ゲームばかりの子供が机に向かう

    こんな記事を見つけました。「ゲーム三昧の子」が勉強に向かう“…

  4. 教育

    思考力の一つ、抽象化思考の鍛え方

    かなり久しぶりに、Facebookのライブ配信やりました!昨年9月2…

  5. 教育

    笑顔は肯定の証

    先日の体験コーチングのときでした。「おがしゅーさんの笑顔がとてもス…

  6. 教育

    思考で行き詰まったら、寝かせなさい

    久しぶりに、外山滋比古さんの「思考の整理学」を読みました。「セレンデ…

  1. 徒然日記

    頭がいい人の読書術
  2. 教育

    過剰一般化は自分を苦しめる
  3. 徒然日記

    本の読み方 〜著者に会う〜
  4. 教育

    独り言はスマートドラッグだ
  5. 教育

    「もう、やってられない」の本音
PAGE TOP