教育

ジョハリの窓と自己紹介

「ジョハリの窓」をご存知の方は多いと思います。
自己分析に使用する心理学のモデルの1つで、

・自分が知っている/知らない
・他人が知っている/知らない

を軸にした4つの自分の姿を窓という形で表したものです。
人間関係・コミュニケーションを学ぶ際に、
このジョハリの窓の視点を持っておくと、
非常に円滑にいく、というものです。

先週のZoom勉強会では、このジョハリの窓と
自己紹介の関係性をお話しました。
この視点に留意した自己紹介をすると、
ジョハリの窓の領域の大きさが変化する、
というお話です。
(詳しくはZoom勉強会でお話しています)

そして、Zoom勉強会のテーマは
「天職と自己紹介」です。
天職、自分のワクワクするものを理解したうえで
それを自己紹介に組み込むと、普通に自己紹介するよりも
聞いた人が受ける印象が変化します。

僕は、講演会やセミナーで自己紹介をする際には、
必ず自分のワクワクを伝えています。
小川のワクワクは「話すこと」なので、
今から講演・セミナーというのが本当に楽しみで
ワクワクしています♪とお話します。

第一印象を覆すのはなかなか難しいので、
最初の自己紹介はとても大切です。
小川の場合は「話すプロ」としての印象を
持ってもらい、「この人なら大丈夫」という
安心感をもって聞いていただきたい、
という意図で「ワクワクは話すこと」を伝えます。

僕が思うに、
人が自分の好きなことについて
語っている姿はとても魅力的です。
目がキラキラして、少し興奮気味に話すその姿は、
とても愛おしいとさえ感じます。

予備校・塾で生徒と話をするとき、
好きなことや興味を聞きます。
それならかなりの生徒はたくさん話してくれるからです。

僕は、世の中の人がもっと自分の好きなこと・モノ・人に
ついて話せばいいのに、と思います。

つい昨日、見つけたステキな言葉があります。

ホリエモンなどが紹介して知った人で、
アイスマン福留さんという方がいらっしゃいます。
アイスが好きすぎて、アイス評論家となり、
今は「アイスクリームホールディングス株式会社」の
代表取締役を務めていらっしゃいます。

その会社のホームページにある言葉に、惹かれました。
企業理念のページです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 誰かの“好き”が世界を変える。
 自分の“好き”と向き合おう
 Have an ICE day

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

もっと、“好き”を語る社会になったらいいな。
もっと、自分のワクワクするものを気軽に語れる
世界になったら、いいな。

愛だけでは地球を救えない前のページ

天職と自己紹介次のページ

関連記事

  1. 教育

    自己矛盾をはらむ会社

    昨日、ツイッターを見ているとこんな投稿を発見しました。…

  2. 教育

    フィンランドと日本の閣僚の男女差と平均年齢

    前回の記事でフィンランドの教育について紹介しました。やはり教…

  3. 教育

    「量と質、どちらが大事か」の結論

    9月後半は、ライティングについて学んだ日々でした。天狼院書店という、…

  4. 教育

    アウトプットによって理解が深まる

    大学入学共通テストの解説動画、着々と完成しております♪今日は第3問と…

  5. 教育

    言葉を変えるだけで、ゲームばかりの子供が机に向かう

    こんな記事を見つけました。「ゲーム三昧の子」が勉強に向かう“…

  6. 教育

    大人への不信感を持っていないか?

    「大人の言うことなんか聞きたくない」日本の社会全般に、こうい…

  1. 教育

    笑顔は肯定の証
  2. 教育

    新しいツールを実験・体験
  3. 未分類

    終わりを思い描くことから始める
  4. 教育

    分析→仮説→検証→原理
  5. 教育

    言葉を変えるだけで、ゲームばかりの子供が机に向かう
PAGE TOP