教育

人は自分の視点でモノを語ることを知るべし

今日、何気なくツイッターを開いたら、
幡野広志さんのツイートを見かけた。
ブログで新しい記事がアップされたのだという。

幡野さんのもとには、たくさんの人生相談が届く。
なぜか?
それは彼の文章と相談に対する答えを見れば一目瞭然。
誰にも忖度することのない、「幡野広志」という人間が
相談者に100%向き合って、誠実に答えているからだと思う。

誠実ということと、「優しい」ということは全く違う。
幡野さんは、ときには相談者に厳しい言葉も投げかける。
でもそれは、きっと多くの人がうっすら思っていたり
感じていたりするけど、言えていないこと。
それを幡野さんはストレートに伝える。
だから、一見すると読んでいる側からしても
「なんてこと言うんだ!」
と感じる瞬間はある。でも、最後まで読むと
「あぁ、なるほどな。確かにそうだな」
と思える。そして、きっとその回答に基づいて
行動すれば、きっと相談者は前よりも前進できる。
そう確信できる返答なのだ。

今日の記事はこちら。
「人生は大変だけど、無駄な大変さを味わう必要はない」
https://cakes.mu/posts/29783

簡単に言うと、
相談者(女性)は前の恋人を引きずっている男性と結婚し、
妊娠し里帰り出産のために実家に戻っている間に夫は
元恋人に会っており、しかもそれを何も悪びれることもなく
なんなら誇らしげに(相手から復縁を迫られたが泣きながら断った、と)
報告してきたことに相談者は涙して、
離婚するかこのまま結婚生活を続けるか迷っている、という内容。

(詳細と幡野さんの回答はぜひ記事を読んでください)

ここで幡野さんが回答している内容の一つに、
「その男性はウソをついていますよ」
とある。
「本当は振られたんだけど、自分のプライドが許さないから美談にしている」
と分析。そして子どもが生まれてからも子どもに
「ママがパパとおまえを引き裂こうとしたんだよ」
って言ってしまうだろう、と。

もちろん幡野さんはその男性に会ったこともないし、
未来もどうなるかわからない。
でもなぜか、
「あぁ、きっとそうなるかもな」
と思えるほど説得力がある。

これは、その男性が、というよりは、
こういうことをする男性はそういう発言をする傾向がある、
という分析結果だと僕は捉えている。
その分析に驚くほど説得力があると感じている。

自分が敗北したことが許せなくて、
他人に語るときは美談として、自分があたかも悲劇のヒロインでもあるかのように語る。
そしてそれは子どもが生まれてからも続くだろう。

うん。確かにそうだな。
人は自分の視点でしか、モノを語れない。
言った言葉がすべて真実とは限らないし、
本人が本当だと思って発した言葉でも、ウソかもしれない。
本人が気づかずにウソをついていることもある。

これはとても刺激的だが、良い教訓だと思う。
幡野さんの記事は、いつも深い学びをくれる。

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