教育

練習は本番のように、本番は練習のように

大学入試対策の予備校・塾で働いていると、
合格する生徒としない生徒、ある程度
はっきり分かれてしまうものです。
こちらで見ていて、感じます。

明確な違いの一つは、

「本番を想定した演習量」

です。
スポーツでもプレゼンテーションでもそうですが、
試合形式の練習や本番どおりの予行演習を
どれだけやったか、というのが
うまくいくかどうかの一つの指標になります。
もちろん、基礎練習も大切です。
本番が近づいたら、いかに本番と同じような環境で
同じような問題を解いたか。

受験生においては、まずは模試をどれくらい受けたか。
模試の内容はもちろんのこと、大勢がいる教室内で
本番と時間で演習をした経験はかなり大きいです。
それも一度だけではなく複数回こなすと、
自分の中で安心感が生まれます。

本番と同じ形式・時間の演習をせずに本番を迎えたとしたら、
それはそれはもう不安で仕方ないです。。

生徒の中には、過去問を解く際に時間を計らなかったり
解答用紙を考えずに適当にルーズリーフに書いたり
する生徒がいます。
それはやはり本番で力を出しづらいです。

いかに、本番を想定して練習できるか。
これはかなり重要です。

そして本番では、それまで何度も経験してきた
練習だと思って取り組む。
過度な緊張は不要です。
模試を何度も受けると、入試の本番も模試のように感じます。

適度に緊張し、でも
「あれ、なんかいつもの模試っぽいな」
と感じれば、自分の力を出し尽くすことができる
可能性はぐっと高まります。

さぁ、センター試験はもうすぐ本番。
練習と同じように取り組んで、自分の力を
十分に発揮してきてほしいです。

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