教育

人は何回言えばわかるのか、その正解は…

今日は家庭教師に行ってきました。
集団授業は今月はほぼなくなりましたが、
個人宅への家庭教師は引き続き実施しています。

さて、今日の授業。
前々回に教えた内容がちょうど出てきたので、
生徒にクイズとして出題しました。

そうすると、
なかなか答えられない。
たっぷり考える、というか思い出す時間を
とりましたが、最後はお手上げでした(笑)

こちらが答えを言うと
「あーーーそうやった!!」
という反応。ナイスリアクションです♪

こういう経験の積み重ねが、
自分の知識を作っていくと思っています。

さて、基本の英文法は一通り終わっている
状態なのですが、
「一度習った」
ということと
「できるようになる」
というのは、全くの別問題です。

前々回僕が教えたからといって、
すぐにできるようにはならないのです。
むしろ、できていたらめちゃすごい、
できていなくて普通、という認識が必要です。

僕の尊敬する、ビリギャル著者坪田さんは、
自分の塾の子供たちに言って調べてみたそうです。
その結果、
「何回言ったらわかるの?!」
の答えが出ました。
それは、532回です。

https://media.kaizenplatform.com/n/n1af99b2aed1d

もう一度言います。

532回です。

つまり、2~3回言っただけでは到底できるように
なるはずがない、ということです。
多くの大人が、子供たちに対して
「何回言ったらわかるの?」
といいます。
これは部下に対して上司がこぼす愚痴にも
当たるでしょう。

おそらく多くの方が、2~3回、
多くても5~6回言って、
上記のセリフを言ってしまうでしょう。

532回言わないとわからない
ということを前提におけば、
相手がわかっていなくても
こちらとしてはもっと心の余裕が持てるでしょうし、
もっと何度も伝えようとしたり、
伝え方を工夫したりするでしょう。

僕も、生徒がわかっていなければ
何度でも説明します。
もちろん、できるだけインパクトに残るような
工夫も怠りません。

人がわかるまで、532
覚えておきましょう。

これも532回言ったほうがいいですかね?(笑)

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