教育

学び方は学ばない

「単語って、どうやって覚えたらいいですか?」

英語を10年以上中学生高校生に教えていて、
一番よくきかれる質問です。

僕の回答をここで書いておくと、
①とにかく回数をこなす
②インパクトで覚える
のどちらかです。

①が結局重要です。
1回とか3回見て覚えられる天才はなかなかいません。
勉強はよくスポーツに例えられますが、
かなり似ていると思います。

僕はバスケをやっていましたが、
バスケのルールを1回言われただけで
覚えられるわけがありません!
(とても細かいルールが多いのです…)

練習や試合を繰り返していく中で、
なんども反則をしてしまいながら
覚えていくものだと思います。
(またはテレビで試合を見まくる、とか)

頭の中に残そうとするには、
何度も繰り返すことで脳に
「これは大事な重要だ」
と思い込まさなければなりません。
覚えるためには最低限、回数は必要です。

ちなみに
「英単語帳は何回やったらいいですか?」
という質問も多いですが、これは僕が聞きたいです(笑)

記憶力は個人個人によって違いますし、
覚えやすさは単語によって違います。
個人によってすでに覚えた単語も違います。
みんな違う中で、一律の答えなどあるわけがありません。
だから回答は
「覚えられるまでやる」
です。

②について、インパクトがあれば
比較的回数は少なくても覚えられます。
僕は未だに忘れられないのが、
togetherの発音をテストで間違えたことです。
日本語的な発音で
「トゥギャザー」
と覚えてしまっていましたが、正確には
「トゥゲザー」
です。
「トゥギャザーって言うじゃないですか!」
と先生に噛み付くも、
「それは間違っています」
と一蹴されて悔しい思いをしたのを覚えています(笑)

回数が少なくて覚えられるのがインパクトを伴った記憶ですが、
そうそう多くの単語にインパクトのあるエピソードなどは
ないので、あまり現実的ではありません。
①のやり方でどうしても覚えられないものだけ、
何か特別なエピソードをつけるといいです。

さて、単語の覚え方を長々と説明してしまいましたが、
こういう大事な「学び方」を学びません。
正確には、学び方も教わるのでしょうが、
あまり記憶に残らず、いつの間にか我流で勉強して
効率が良くない学習をしてしまっている、
というのがほとんどだと思います。

受験勉強で学ぶ大きなこととして、
「新しいことをどうやって学ぶか」
があると思います。
その意味で僕は受験勉強は意味があると思います。

大人になっても、新しく学ぶことはたくさんあります。
そこで活かされてきます。

学び方も学べる英語のオンラインスクール、作りたい。

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