教育

やる気スイッチなんて、ない

「うちの子はやる気がないんです
「やっとやる気になったようで、勉強し始めました」

これ、よく親御さんから聴くセリフです。
でも実は、「やる気になったからやる」のではありません。
子どもの中に「やる気スイッチ」というものはありません。

「やる気になるできる」
ではありません。
「できるやる気になる」
という順番です。

算数・数学が苦手な子どもは多いです。
でも、ふとしたきっかけで、算数・数学を
めちゃ勉強するようになります。

それはどういうきっかけなのか。
「あ、この問題できた!」
がきっかけです。
「なるほど、そういうことか!」
と理解「できた」瞬間です。

つまり、
「小さなできる」
を積み重ねていくと、いつの間にか
「やる気が出る」
のです。

スポーツでも一緒。
バスケだったら、まぐれでもいいので
シュートが入ったら嬉しいのです。
それが何本か入ると、もう夢中になります。

小さなこと、なんでもいいので
1つ2つできると、やる気になって
夢中になってやり始めます。

一番最初なんか、できなくて当然。
わからなくて当然。
わからないものに、
いきなりやる気が出るなんて、
なかなかありません。
(わからないことにワクワクする性格ならありえますが)

だから、少しでもいいので「できる」体験を
積むことが大切です。

「うちの子、やる気がないんです
と嘆く前に、できることをやらせてみませんか。

「小さな『できる』を積み重ねると、やる気が出てくる」
これは、通称「ビリギャル」の著者、坪田先生から
僕が学んだことです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ビリギャルのモデルになった小林さやかさんの
オンライン(zoom)講演会を主催します。

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現在は大学院で学習科学の研究をされています。
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